今日のしまどん

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【現実逃避×サントラ】国内ドラマ・映画におけるサウンドトラック作曲家まとめ①

はじめに

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音楽ジャンルの中にある「サウンドトラック(劇伴曲)」というジャンル、多分「あまり聴かないよ」って方が多いのではないでしょうか。主にドラマや映画、アニメのバックで流れているほか、バラエティ番組で使いまわされたりしています。声が入っているわけではなく、ピアノや弦楽器、管楽器で構成されていますが、落ち着くものや感動するようなものも結構あり個人的には結構好きなジャンルです。今回はそんなサウンドトラックの代表作曲家についてまとめてご紹介します!

 

ベテラン作曲家編

 

①久石 譲(国立音楽大学作曲科卒)

ジブリ映画でお馴染みの方です。自身もピアニストだからなのかピアノだけのパートも多い傾向にありますが、そのピアノ部分はその音色を存分に活かした美しさが際立って表現されています。どちらかとドラマ音楽より映画音楽を担当することが多く、日本アカデミー賞の音楽賞もこれまで8回受賞しています。他では飲料メーカ(サントリー)や各自動車メーカなどのCM曲も作曲しており、聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

 

<代表作>

風の谷のナウシカ(1984年)、魔女の宅急便(1989年)、千と千尋の神隠し(2001年)、おくりびと(2008年)

  

FREEDOM PIANO STORIES 4

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 ②加古 隆(東京藝術大学作曲科・大学院、パリ国立音楽院卒)

数はそれほどありませんが、透き通った音色のピアノ単独の作品、あるいは重厚な弦楽器の音と要所でピアノの音を引き立てた壮大な曲が特徴です。NHKのドキュメンタリー等での担当が多く、そういった意味ではドキュメンタリーのテーマや映像とマッチした作品にも定評があります。映像と音楽をあわせて一つの作品であるという考え方をを体現した第一人者ともいえますね。

 

<代表作>

NHKスペシャル 映像の世紀※ドキュメンタリー(1995年)、白い巨塔(2003年)、博士の愛した数式(2006年)

 

NHKスペシャル 新・映像の世紀 オリジナル・サウンドトラック 完全版

NHKスペシャル 新・映像の世紀 オリジナル・サウンドトラック 完全版

 

 

③坂本 龍一(東京藝術大学大学院卒)

世界的にもかなり有名な作曲家です。元々は1970年~80年代にYMOというバンドでニューエイジ・テクノ系といった電子楽器等を使った現代音楽の世界で活躍していました。サウンドトラックの世界とはまた違うのかなと思うのですが、この方カバーするジャンルがとても広く、比較的サウンドラックの世界に近いクラシックの造詣も当然深い訳で、切ないピアノ曲が魅力的です。YMO時代から比べると「本当に同じ人が作ったの?」って思えるくらい。

 

<代表作>

戦場のメリークリスマス(1983年)、鉄道員(ぽっぽや)(1999年)、星になった少年(2005年)

 

UF (映画音楽集)

UF (映画音楽集)

 

  

近年大活躍の作曲家編

 

④佐藤 直紀(東京音楽大学作曲科卒)

とにかく担当したドラマ・映画作品は数知れず、よくこんなに曲が湧いてくるなぁと思います。メインテーマについてはいきなり盛り上がりのある曲の中心パートから始まるのではなく、そこを引き立てるための曲の冒頭からの準備パートをしっかり作る傾向があり、だからこそ中心パートの印象が強く残ります。代表作は映画・ドラマの両方で放映されるものや続編が出ているものも結構あり、長調系の明るい曲が多いので聞き覚えがあるものも多いと思います。とにかくこの方抜きにはサントラ界は語れないです。

 

<代表作>

GOOD LUCK!!(2003年)、WATER BOYS(2003年)、海猿(2004年)、ALWAYS 三丁目の夕日(2005年) 、コード・ブルー-ドクターヘリ緊急救命-(2008年)、海賊と呼ばれた男(2016年)

 

SYMBIONT-佐藤直紀 BEST TRACKS-

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⑤服部 隆之(パリ国立高等音楽院卒)

祖父、父は作曲家という音楽界のサラブレッドです。トランペットやトロンボーン等の金管楽器を主旋律として使う傾向があり、弦楽器も含め迫力あるオーケストラ形式での曲が多いです。音域も広い勇ましい曲が印象的であり、各ドラマのメインテーマ曲にも表れています。また「苦難・挑戦系(短調)」、「成功・希望系(長調)」の表現がはっきりしており、どちらかのパターンか1曲の中で「苦難・挑戦⇒成功・希望」と展開する曲もあります。近年は主にTBSの日曜劇場での活躍が目立っています。

 

<代表作>

HERO(2001年)、新選組!(2004年)、半沢直樹(2013年)、下町ロケット(2015年)、陸王(2017年)

 

服部?之 メインテーマ・コレクション

服部?之 メインテーマ・コレクション

 

 

⑥菅野 祐悟(東京音楽大学作曲科卒)

 

最近破竹の勢いでドラマ・映画・アニメ問わず劇伴曲を担当しているのが、この菅野さんです。一言でいうならば「カッコいい曲」が多いです。弦楽器のほかドラム、エレキギターやベースも多用し、個人的には鳥肌が立つレベルのものも。もちろんピアノが特徴的な美しい曲もありつつ時折こういった鳥肌モノを挟んでくるので、非常に印象に残るというところもあります。何より全体を通して聴いていて飽きないという...菅野さんを筆頭に今後の劇伴曲のテイストもガラッと変わってくるのかもしれませんね。

 

<代表作>

容疑者Xの献身(2008年)、カイジ 人生逆転ゲーム(2009年)、新参者(2010年)、亜人(2017年)、ジョジョの奇妙な冒険(2016~2019年)

 

GIFT~菅野祐悟ベストセレクション~

GIFT~菅野祐悟ベストセレクション~

 

 

おわりに

 

一概にサウンドトラックといっても作曲家ごとに個性が出ていて曲調にも大分違いがあります。今後ドラマや映画のキャストやストーリー、主題歌だけでなく、ぜひ音楽担当にも目を向けてみることをおススメします。気に入った曲があったらとりあえずTSUTAYAなどで借りてみるのもいいかもしれません(サウンドトラックCDを買うと3,000円くらいしますので...)。

 

~続編はコチラ~

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